金持ちが寄付をすることについて考えてみよう。金持ちがなぜ金持ちになったか。例えば起業してとか社長になってとか発明してとかが考えられる。では、株主なり経営者なりの取り分と従業員の取り分、どんなありようが正当であろうか。発明といっても事務をしている人もいれば様々な人がその組織に関わっている可能性がある。一体それぞれの人の取り分は何が正当であろうか。
こんなのに絶対これが正しいという答えはないであろう。しかし、政治、これは選挙が関係しているが、政治が社会制度に関わっていて、各自の取り分にも影響しているということが言えるであろう。もちろん税金にも政治は関係するであろう。そして、その社会システムのなかで金持ちは金持ちであるのではなかろうか。
そして、余った金を金持ちは寄付し、いい人であるようにふるまうわけである。自分が金持ちになる社会システムで金持ちであって、そして金を配っているということである。
そういう可能性があるのではなかろうか。
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