学校ってそんなにすごい所であろうか。個性を伸ばす所か強制する所か、そういう議論もありうるであろう。しかし、その観点からの議論をおいておいても、教えている内容がその指導でできるようになっているのかという問題があるであろう。
学校は卒業資格や単位を与える。そして、それが社会で何かする時に必要になる場合があるであろう。資格取得の際にあるコースの学校を卒業していることが必要になったり、学校の卒業資格か単位(正確に何かは自分で確認してください)があれば資格取得が楽になる場合があるであろう。内申点が進学に使われる場合もあるであろう。就職にだって学校がする評価が関係する場合があるかもしれない。
こうやって、本当に参加する価値があるわけではないと仮に思ったとしても、システム上学校が権威を持つようになっているわけである。たとえ、学校の提供するものが価値がないと判断されても、社会システムから学校が権威を持つわけである。
そして、学校も含めて、権力者・支配者が描く社会ができることになるであろう。学校は社会の支配システムの一つにすぎない。
学校にしろ、その他にしろ、すごいと思っているからそう思うだけで、そう思わない人はそう思わない。学校はすごいという評価は幻想である。
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