イギリスEU離脱の国民投票の結果は、イギリス人の判断として尊重すべきであろう。イギリスが今後実際離脱しようがしまいが、イギリスの決定を尊重すべきであろう。
例えば、それなりの数の人が脅され投票結果に影響を及ぼしたとかそういうことであれば、問題であろう。しかし、そういう話がでてきたということは知らない。また、政治家のなかにも残留を求めていた人がいたであろうし、そういうなかでの国民投票である。
離脱に否定的な話が投票結果がでた後に流れたこともあるようだが、それはそういう声もあるという話かもしれないし、それを流した理由が離脱させたくないからかもしれない。しかし、離脱に賛成の人もいるのではなかろうか。流れている情報がなぜそんな情報が流れているのか考えるべきであろう。
仮に離脱するかしないかの意味が分からず投票したとしても、では選挙で投票した内容の意味がどれだけ分かっているのかという問題があるであろうし、とにかく投票結果はイギリス人の意志ではなかろうか。実際離脱するかしないか、離脱するしないにしろどういう内容で離脱するしないのかという問題がある。後で投票者の選択が正しいと思っても間違っていると思っても、選挙であれEU離脱問題の国民投票であれ、それを受けて物事が進むことになるであろう。投票の機会に投票者は選択をしたわけである。
少なくとも、国民投票の結果はEU離脱であった、このことは尊重すべきであろう。今後離脱するにしろしないにしろ、力のあるものによって結果がねじ曲げられることが起こることはあってはならないであろう。
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